アイキャッチ画像は8年ほど前の私。若い!?
先日高校生の大学推薦入試対策で学習計画書の添削をしました。
(そっちはあまり専門ではないのですが・・・)
その学部に入学する志望理由、将来の目標、自己PRを書いて提出するものです。
こちらの塾生スキーが強く、スキー産業の衰退について課題意識を持っていました。
ITの力で解決するために勉強していきたいと、素晴らしい意欲です。
私が咲心舎にやってきた時から4年ほど前に咲心舎に来た時に見ていた塾生であーだこーだと言いましたがほんとに成長しました(笑)
ただ、1つ私が指摘したことが「もっと仮説思考で考えよう」ということです。
スキー産業の衰退に対してのITでのアプローチ、良いと思います。
今の時代テクノロジーとの融合は不可欠になってきていると思います。
しかし、そもそもスキー産業の衰退の原因は何なのでしょうか?
まずは自分なりに考える、できれば資料などを使って分析し、仮説を立てることが大事です。
皆さんも考えてみましょう。
そもそも本当にスキー産業は衰退しているのかということも考えなくてはなりません。
これに関してはこうしたデータも存在するので、確かにスキー産業は衰退しているとも言えそうです。
https://www.mlit.go.jp/common/001068553.pdf
『国土交通省観光庁スノーリゾート地域の現状』
バブル景気の時に盛り上がっていますが崩壊後はスキー・スノーボード人口は減少していってますね。
バブル景気は入試でも出ますよ!
石打丸山。懐かしい写真出てきました。
では、パッと思いつくだけでもスキー産業の衰退の原因はなんでしょうか?
スキーをやったことある方なら分かると思いますが、お金も時間も色々と大変ですよね。
道具をそろえるにしても板とウェアが最低限必要になってきます。
防寒で耐水性もしっかりしたものだとお値段も結構かかります。
毎月のようにやるならまだしも、シーズンスポーツなので約半年は全く使わなくなります。
そして、道具を現地でレンタルしてやるにしてもスキー場までのアクセスが大変だったりします。
(ロードバイクは外に出て0秒で楽しめるのですよ。出発前の準備色々ありますが。)
満喫するならやはり1泊2日は欲しいですし、日帰りとなると早朝出発夜に帰宅というハードスケジュールになったりします。
私も北海道出身なのでスキーもスノーボードもやりましたし、大学生の時も道具を持っていて年に数回やっていたんですがね。
使用頻度低い割に場所を取るので処分してしまったと思います。(うろ覚え)
あとは社会的背景でブームの問題とか景気の問題とか、
最近は年々雪が少なくなってたりとかも色々ありますが長くなるのでこの辺にしておきます。
結局何が言いたかったというと、
仮説を立てることで、どのようにアプローチすればよいかを決めることができますよね。
ということです。
私もかつてスノボを愛していた人間です。
こちらの塾生が将来のスキー産業を救ってくれることを期待しています。
仮説思考に関しては以下の書籍がおすすめです。
中学生はあまり読まないと思いますが、保護者の方々の世代なら楽しめると思います。
これらの書籍の読書感想文もそのうちアップします。
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」 細谷 功 @amazonJPより
イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 安宅和人 @amazonJPより