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親友が死んでしまいそうな危機におちいってもあなたは大ケガをしてでも守ろうと思えますか。
施設でママのような存在「イザベラ」と三十八人の子供たちが過ごしている平和な場所、その子供たちの中で最年長の三人「エマ」「レイ」「ノーマン」がいる。
一人の子が旅立って行った途中、忘れ物を届けるため入ってはいけない門へ向かった。
すると、そこにはさっきまで生きていた子の遺体と人型の怪物を見た。
このままみなが殺されてしまわないように脱出を試みるがママに見つかりさらにはノーマンの旅立つ日が決まってしまう・・・。
この作品は、ノーマンが殺されてしまう前にノーマンだけでも脱出できるようエマ、レイがあきらめないことや三人の深い絆が見えてくるところがいいところです。
もし、自分がエマ、レイの立場だとしても、全力は尽くしたいが無理やりにでも逃がそうとは思わずあきらめていたと思いました。
このように、この物語は子供達全員が家族のように思っていて誰もみすてない強い絆を分からせてくれます。
友達との関係の中でそこまで深く仲の良い友達は少ないです。
けれど一人、二人そばにいるだけでどのような良い事などがあるのか知ることや大切さを知ることができる本です。
7月に書いてくれた塾生の読書感想文の中で、その感想文を読んで高橋が「読んでみたい!」と思ったものを取り上げてみました。
(できるだけ原文と同じ表記で書きました。漢字のミスは直しています!)
今回一番私が読みたいと思ったのがこちらの『約束のネバーランド』です。
読みたいと思ったものであって一番うまく書けていたというのとは少し違います!
最近話題になっていたマンガだったので興味は持っていました。
こちらの塾生が書いてくれた感想文では、
自分は友達のためにそこまではできない、そこまで仲の良い友達は少ないといった自己開示(じこかいじ:自分の考えや気持ちをありのままに伝えること)に心打たれました。
一文目の書き出しも良かったです。
中学生くらいの年齢であれば、友達とは何であるかということを考えたりもするでしょう。
そうしたちょっと哲学的な対話を人や自分とすることで大人になっていくのだと思います。
日常の中での一歩踏み込んだ問いを、皆さんも考えていって欲しいと思いました。