きっかけ
TBSの『東大王』というクイズ番組を好んでずっと観ていて、
番組初期の頃から著者の鈴木光さんの活躍は見ていました。
実績としての成績が優秀ということだけでなく、
番組の中で成長していく姿に感銘を受けていました。
その鈴木さんの著書ということで、
彼女がどんな考え方をしているのか非常に気になりました。
あらすじ(概要)
勉強をするにはまずはここから。
1.楽しみを見つける
「勉強は嫌い!」
と言わずに楽しみを見つけてみましょう。
おもしろい要素はどこかに絶対あるはずですよ。
2.達成可能な目標設定をする
目標は大目標・中目標・小目標の3つのレベル感で立てましょう。
数年単位の大目標。
数年後に実現したい夢みたいなものでしょうか。
受験を控えた学生さんであれば「志望校」がわかりやすいと思います。
次にそれを実現するための数ヶ月単位の中目標。
中学生なら定期テストでの目標点数を定めると良いと思います。
そして確認のための数日、数週間単位の目標。
中目標を達成するために何をしなくてはいけないのかを決めましょう。
他にも暗記力を高めるテクニック(忘れかけてから思い出す、理屈で紐づける、図表にして覚える)
勉強する環境づくり(時間を計る、勉強する場所を変える、休憩をとる)
などなど紹介されています。
感動したポイント(感想)
正直な感想を言うと、
「東大生だからといって特別何か斬新な方法は無いな」と。
逆を言うと、大事なことは王道の勉強のやり方を確実に実行していくことなのだと感じました。
そして著者の鈴木光さんの活躍は『東大王』でずっと観ていましたが、
「クイズを答えるために努力する姿勢」が何よりも素晴らしいと思いました。
そこで最初の話に戻って、「楽しむ姿勢」が大事なのだと思っています。
本を読まれる方は、テクニック的なことだけでなく、
鈴木光さんの人となりにも注目してもらいたいと思いました。