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生きてさえいればこそ-失敗と挑戦の1年-

先月に引き続き私事ですが、交通事故に遭ってから1年が経ちました。

 

この話は詳しく語ったことは無かったので、ご存知でない方も多いかと思います。

 

過去のInstagramをご覧いただけると少し様子が分かりますが痛々しいのでご注意ください・・・)

 

長いようで短かったような、短かったようで長いような、

 

そんな1年でした。

 

当時から通い続けていただいて、今も残ってくださっている皆様、

 

その節はご迷惑をおかけしました。

 

そして心から感謝申し上げます。

 

 

数か月塾を空けなくてはならなかったので、

 

「すみませんが他の塾に・・・」というご家庭もたくさんありました。

 

塾を続けていけるかということもやはり考えました。

 

今思うと、辞めずに良かったと本当に思っています。

 

空けている間にももっとやれることがあったという反省もありました。

 

何よりも保護者の方からの温かいお言葉に励まされました。

 

あの経験全てが財産です。

 

 

 

最近、「失敗」ということについてよく考えます。

 

勉強でも仕事でも、

 

「最近の若い世代は失敗を恐れる傾向が強い」

 

なんてことを聞いたりもしくはご自身で感じられたりすることはありませんか。

 

私はあります(笑うところです)

 

このご時世そんなことを思ったとしても口に出してしまっては「老害」と言われたりしてしまうわけですが、

 

私個人としては時代というものは絶えず変わっていくものなので良くも悪くも変化を感じるのは当然のことなのかなと思います。

 

私の場合、毎年子どもらと触れ合い双方向型の授業を心がけておりますが、

 

間違うのがいやだったり自信がないせいか

 

「わかりません」

 

と言われることが年々増えているように感じます。

 

もちろん私の塾という極々小さなコミュニティでの話なので、

 

そんなことはないと感じられる方も多いでしょう。

 

そんな時に私が先日出会って心惹かれた書籍がこちらです。

 

先生、どうか皆の前でほめないで下さい: いい子症候群の若者たち   金間 大介

@amazonJPより 

 

また改めて詳しくレビューを書ければと思うのですが、非常に感銘を受けました。

 

著者の方はマーケティングやモチベーションなど研究されていて、現役で大学教授もされています。

 

講義の中での学生のへのアンケート結果を集計したり、実際の肌感覚での話が書かれていて参考になります。

 

一言で述べると、結局、

現代の子が自信がなかったり自己肯定感が低かったり意見が言えなかったり失敗を怖がったり・・・

 

これらは社会的な要因が大きく影響しているのです。

 

 

そしてその社会を作り出しているのが我々大人なのです。

 

そのためにも

 

『大人のあなたがやるべきだ。まずはあなたが挑戦するべきだ。

 

あなたが挑戦し、失敗し、そして復活するところを堂々と見せるべきだ。』

 

と著者は述べておりました。

 

私も大いに同意です。

 

そして私も塾生に対して、失敗とそこからの挑戦の話を日頃から伝えていかねばと思いました。

 

皆様に支えられながらこの1年間を乗り越えてきた私だからこそ伝えられるメッセージを投げかけ続けていきます。

 

失敗が怖いアナタへ贈る3つの言葉